-
テラドローン、ドローン・AIを活用した建造物のトータル点検サービスを提供開始
投稿日 2019年3月27日 21:41:33 (ニュース)
-
Piasecki、水素燃料電池駆動ヘリコプターの実現性を検討
-
MIT、月面でつまずく宇宙飛行士をサポートするロボット「SuperLimbs」を開発
-
Feadship社、世界初の水素燃料電池スーパーヨット「Project 821」公開。4トンの水素を貯蔵し、16個の小型燃料電池を搭載
-
Redwire社、欧州製の新型超低軌道(VLEO)宇宙船プラットフォーム「Phantom」の開発を発表
-
RDS、電動3輪モビリティプラットフォーム「Raptor」一般公開
-
DJI、「Osmo Pocket 3」の新ファームウェアアップデート公開。UVCの4K出力など新規機能を追加
-
JOHNAN、新型水中ドローン「MOGOOL M8」を「第6回建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO 2024)」で先行公開
-
McLaren BikesのeMTB「Extreme 600」、600Wの強力なミッドドライブモーター搭載。トレイル用にパワフル設計
-
XTENDのマルチミッションドローン「Wolverine」、飛行経験ゼロでも遠隔操作で即席爆発物を除去
-
DJI Dock 2を搭載したドローンソリューション「HubT」、シンプルな操作で柔軟な設置が可能
-
FaroStarと東急リゾーツ&ステイ、ドローン探知システムの実証試験を開始
-
デルフト工科大学、動物の脳にインスパイアされた自律型ドローンを開発
-
Hiboyの電動モペット「EX6」、ファットタイヤと500Wモーターでアクティブに。ステップスルーで快適な乗り心地
-
XTENDの超小型戦術屋内偵察ドローン「Xtender」、複雑な環境下で正確な遠隔マルチミッションタスクを実行
-
JIC、ドローンの自動航行ルート作成や赤外線動画解析を行うソフトウェアを無償提供
-
Osaka Metroと村本建設、マイクロドローンのオペレーターを育成するマイクロドローンスクールを2024年7月に開校
-
LeidosとElroy Air、米海兵隊向けに自律型空中補給ドローンの実証実験を実施
-
Ocean Aeroの水上ドローン「TRITON」、世界初で唯一の自律型水中・水面探査機。自律航行・自律潜航が可能
-
Canyonの「Neuron:ONfly CF 7」、ボッシュ製モーター搭載の高性能カーボンe-MTB
-
JIC、ドローン自動航行ルート作成と赤外線動画解析ソフトウェアを無償提供開始
-
vertical connect社の自律型eVTOL「Genesis-X1」、最高速度130km/hで60分飛行できる
-
NTTコミュニケーションズ、LTE上空利用プランの利用範囲・適用対象を拡大。上空150m以上、ヘリコプターで利用可能
-
時速480kmの世界最速ドローンが完成。ギネス世界記録を更新!
-
折りたたみ電動バイク「ICOMA タタメルバイク」が先行受注販売の予約開始
-
航空自衛隊と三菱重工、試作機による戦術ドローンの各種実証を実施へ
-
VELMOの電動自電車「VELMO PEGASUS」、軽量カーボン素材で走行距離を伸ばす
-
Mayman Aerospaceの最新AI搭載したVTOL型ドローンプラットフォーム、最大時速約805kmで最大積載量は453kg
-
九州電力とAPEX JAPAN、水力発電所導水路トンネルの内部確認用「水上ドローン」を開発
-
PRODRONE、パリ「VIVA TECHNOLOGY 2024」Japanパビリオン内で出展
-
パナソニックのe-マウンテンバイク「XEALT M5」、力強いパワーを発揮するGXドライブユニットを搭載。険しい道も上質に走る
テラドローン株式会社は、ドローンを利用した鉄塔・煙突・橋梁等の建造物の点検サービス「Terra Inspection」の提供を開始した。Terra Inspectionは鉄塔・煙突・橋梁・建造物等にドローンで点検したいポイントを指定し、自動航行経路に必要な緯度・経度・高度・ジンバル角度の自動計算を行うシステムであり、かつデータ管理、レポート作成までを自動で行うことができるトータル点検ソリューションだ。
手動のドローン操作では、高度やドローンの向きを調整しながら飛行するため、鉄塔に衝突の危険が伴うなど、自動航行ができないことが課題であった。Terra Inspectionでは自動航行経路に必要な緯度経度高度などの情報を取得し、対象物への衝突を回避するために迂回させるルートを自動で割り出すことで、より計画的で安全なドローン点検を行うことができる。
これまで、鉄塔、建造物の錆による腐食状況の把握には、作業員の目視によるレベル評価が行われ、レベルに応じて交換等の対応を行っていた。AIを用いたドローン点検では、取得したデータを甲乙丙の3段階で錆の自動評価を行う。錆による鉄塔塗装劣化評価は、下地に影響が出るレベルか否かで甲乙丙の評価を行い、構造物全体で塗装が必用な部分、部材交換が必用な部分を判別できる。
これにより従来、1つの鉄塔を4~5名の点検作業員が終日かけて行っていた点検作業が、2名で30分程度の時間で点検が行えるため、点検時間・人件費の削減、高所作業での人的安全の確保ができるようになる。
また、株式会社内村はドローンによる建造物点検に適したスマートボルトを新たに開発した。同スマートボルトは、ボルトの一部を大きく突出させたAIドローン点検に特化した特殊な形状のボルトであり、ドローンにより撮影されたデータから3次元位置情報、ネジの向き・方位などを収集、回転のずれを画像認識できるようになる。
取付初期状態の画像と期間経過後の画像を差分解析することで、ボルト・ナットの回転のゆるみ以外に、錆、塗装剤の剥がれ、亀裂、部品脱落、欠損など多くの点検情報が得られるため、点検コストの削減に期待ができ、鉄塔・橋梁 ・ジェットコースターの構造建造物に用いられる予定だという。
Source: IoTニュース
最新情報